2011年3月31日木曜日

100日目でした。

今シーズンのイチゴの収穫・出荷が始まり100日目でした。

だいたい2/3の出荷が終わったことになります。

明日から新年度も始まり、出荷も後半戦です。

3.11以来、日常が激変してしまいましたが今できることをやるのみ。

明日からも収穫ガンバロ。

2011年3月29日火曜日

和みも

たまには緩めないとね。

親戚のおばさんからもらったキョロちゃん。
一瞬にして和みました。


スタンドとピッチ 願い一つに
カズがゴール決めてカズダンスでスタジアムの雰囲気が一気に変わった感じがした。
すげ~感動した。
泣きそうになった。
まさにキング。。。

イイ感じだった。



さてさて、先週の金曜の夜から週末のお話しも。
金曜の夜に、農家のこせがれNWで会議をやるということで参加してきた。
農家さんだけでなく、都内で働く方々も交えて情報交換と意見を出し合う。
この団体のいいところは農家以外の方も一緒に参加できるってところもある。
その場にいた農家は私だけだったけど、埼玉・茨城・千葉・北海道の農家の方々はスカイプで会議に参加していた。
私以外は既婚者の先輩農家でお子さんもまだ小さいし、お仕事も忙しく、そうは出れないって事だよね。
会議は色々勉強になった。

スカイプの便利さも知ったので次回は私もスカイプかな。


そんで金曜は会議後の食事会にも参加して都内に滞在。
土曜にも所用があったのさ。

土曜は人と会ったり、東京駅の丸善で書籍を買いあさったり。
最近の事態で改めて、エネルギー問題やその基本となるであろう物理が勉強したくなったのさ。
教科書的な参考書は買わず、ブルーバックのような読み物系から始めることにしたとさ。
積ん読にしないようにします。

久しぶりの大きい書店にテンション上がった(笑。

いつもなら新宿なんだけど計画停電の影響で湘南ラインが動いてないから上野の近くで東京駅の書店だったんだよね。
都内も節電モードだったし、普段より人少なかったかも。
でもレストランとかは結構いたか、経済を回さなきゃだから、バランス良くしないとね。
そして、計画停電の影響で暖房が切られていた電車、しかもリッチにグリーン車乗ったら、ガラガラで寒いこと寒いこと。。。
便利だったと改めて認識。

少なからず毎日グサグサとストレスが与えられてる感は否めない。
週末からチョイと気分転換できました。

時間は進むだけ、止まったり、戻ったりできない。
被災された方々のことを考えると複雑に思いますが、
この大震災をこれからの日本の変革へのキッカケにしなきゃいかんと思うのです。

続々・思うこと

イチゴの収穫は順調ですね。
寒さはありましたが日差しは高く強くなって暖かくなってきた。
アザミウマやハダニにやられないように消毒なども行っております。
今シーズンもあと2ヶ月ほどになってきました。
ラストスパート突入です。

しかしながら、いつもと違う日常なんだよね。
関東の野菜は産地に係わらず安値。。。
埼玉もそしてウチらのグループも例外ではない。
イチゴも量が増えてくる時期なのである程度値段は下がってくるのだが今シーズンは、それ以上。
言わずもかな放射能への不安感と、イチゴ=贅沢=控える、こんな意識も少なからずありそうです。

そんな中、
農家の男性が首をつり死亡、自殺か 福島
やりきれない。
父親世代の方で、30年以上培ってきた技術で作ってきたキャベツが出荷停止・摂取制限で一瞬にして行き場を無くした訳です。
予想ですが、そのキャベツが基準値以上では無かったのではないか。
もう少し冷静になっていればと思うが、それ以上の思いだったのだろう。

正直、経験も浅くその状況にない自分には想像できない位の感情があったのだろうが、何とかならなかったものか。。。

基準値への考え方は前回のように、混乱や不信感を深めないためにも決めたルールは実行されるべきだと思っている。
しかし、この暫定基準値の運用の仕方、調査・分析の仕方、発表の仕方には疑問がある。

さらに、報道では農家への報償、補償と声が上がる。
不測の状況で、非のない農家への被害が補償されるのは当たり前だろう。
しかし、この大震災で被災したり、職を失ったのは何も農家だけではない。

被災地の方だけでなく、あらゆる産業への影響がある訳だ。

それを農家、農家という現状へも何か疑問がある。
昔から農家は生かさず殺さずと言われることがあるが・・・
自分が農家だから余計そのように見えるのかもしれない。


ちなみに埼玉も今ホウレンソウなどの放射性物質のモニタリング調査をしている。
定点で数日毎に分析する場所と、それ以外にサンプルを増やしているようだ。
今のところ、基準値以下で推移している。

今後どうなるか予断は許さない状況だが自分にできることをするだけ。

2011年3月28日月曜日

日曜日

今日が日曜であったことにさっき気づいた。

明日が月曜だ。

よし明日も収穫頑張ろう。


最近、ちょっと頭ン中整理しきれてないんだな。
もすこし整理したら書く。

日付が変わった・・・。

2011年3月21日月曜日

続・思うこと

う~ん、

菅直人首相は21日、福島、茨城、栃木、群馬4県の知事に対し、4県全域で生産されたホウレンソウとカキナ、福島県産の原乳について「当分の間、出荷を控える」よう指示した。東京電力福島第1原発の事故発生後、茨城県産のホウレンソウと福島県産の原乳から食品衛生法の暫定規制値を超える放射性物質が検出されたのを受け、原子力災害対策特別措置法に基づく措置として、初めて全県単位での農作物の出荷停止に踏み切った。(毎日jpより)

事故が起こった時点から想定してたけど残念な限り。

暫定基準値というルールがある以上それに則った判断だと思うが・・・。
こういう事態だから、安全を保証するため検査をするのは当たり前でそれに基づいた判断だし。
ルールは守られるべきであって、そうされなければ、より混乱を招き更に自体が悪くなるだけだろうと思う。

しかし、いざ自分の地域がそうなった時どう行動するか、厳しいな。

毎日色々と調べて情報収集したりしてる。
今後、風評被害がどうなるか予測できないが(好転することを望むだけ)、少なくとも不安を取り除けるような知識を得て、それを共有できるようになりたいと思っているが難しい。
久しぶりに頭使ってる感じで、まだアウトプットがうまくできない。
アウトプットも間違えばただ煽るだけだし。


今感じてることも一応記録。
モヤモヤをすっきるするために。


情報をどう判断するか。
こういう事態だからこそ、放射性物質の濃度などの検査結果を含め起きている事態の情報は、全て公開されるべきと思う。
今は、政府から公開されているであろうと判断(それを覆す確固たる情報は手に入れてないから)
公開されなければ、憶測やデマ、不安や陰謀論を余計に招くと思うから。

まぁしかし、普段恩恵にあずかっていても原発や放射能なんてこういう事態にならないと触れもしないし、なかなか理解しがたい問題だからどう判断するかまでいくと難しい。

誰しも解る訳ではないから、政府にしてもメディアにしても、伝える側がもっとしっかり理解してうまく説明して下さい。

う~む、
今のとこ、こういう日記書けてるって事で、直ちに危険ではないと判断ちう。



イチゴの方は・・・、
いよいよ後半戦です。
あと2ヶ月ほぼ毎日収穫時期に突入です。
今シーズンは今のところ前年比100%なので順調でしょう。
あと2ヶ月どこまで伸ばせるか、楽しみだ。

どうか、一刻も早くこの事態が打開される事を願うばかり。

2011年3月17日木曜日

思うこと

被災地、その現状を一刻も早く打開できることを願いつつ日々行動したい。


さて普段通りにお仕事してます。
イチゴ収穫して出荷して。
情報を一切入れなければ普段通りですが、情報を入れれば直ぐそこに現実があります。

しかし、そんな現実でも今自分にできることは普段と変わらぬ生活をし仕事をする事と思います。

出荷に行く途中のガソリンスタンドは大渋滞か閉店中。
FAXのカートリッジを買いにヤマ電行ったら、電池・懐中電灯・ラジオは売り切れ、なんとまぁカップラーメンも売り切れ・・・。
う~む・・・、いっぺんにそんな食品など買いだめしても。
何か起きたらか と考えましたが、
何か起きた場合、ホントにその食品などは意味があるのか。
冷静な判断が必要ですね。

とは言いつつ、
停電になった時の光源が微妙だったのでヒマラヤ行ってランタン型電灯買いました。
月曜にガソリン入れました、イチゴの収穫・出荷に車ないと仕事にならないからだけどね。


さてさてもうチョイ思うとこ記録。

停電
BBの住んでる地域、字まで見るとやはりグループ分け状に載ってない。
役場は若干東電に丸投げだし、東電には連絡しても繋がらない。
停電もやるやるって出てくるが未だ停電ナシ。
やるやる詐欺でしょうか・・・言い過ぎました。
とりあえず、初日に予定通り消して欲しかったものです。
そうすりゃ、自分の地域がどこか解るし心の準備が完了したのではないか。
やってもやらなくても批判はされるでしょうから。
それでも、現場の方は何とか消さずに済むように頑張ってると思い、節電にできることに協力しましょう。
文句言わず”今”はとりあえず応援しましょう。

原発
原子炉の状況は危機的でしょうが、現場の作業員は命がけで何とかしてると思うので、ただただ状況が打開されることを願うばかり。
メディアでは、専門家の方々が少ないデータを元に見解を述べてますね。
今日見たり聞いたりした感じでは
”原子炉の状況は危機的だが、今のとこチェルノブイリのようにはならない”、
”現在公開されてる放射線濃度から判断される健康面への影響はまだ安心”
今のところ、BBはこう考える。
まぁ専門家がどういう立場に立ってる方かとか、データの細かいとことか、その評価までは自分で調べられてないから、あくまで今のところってところですが。
単位とかに始まり色々とこう説明してよとか、こうかなと思うとこもあるけどうまく説明できないので割愛させて。

とりあえず東電関連は、今のところ現状が打開されるように応援するし協力します。
今のようになってるのも結局のところ、今まで認めてきた自分たちの結果でもあるはずですし。
だから、落ち着いたら、これからの日本のエネルギー問題から、人任せにしないで考えていこうと思う。

その他にも情報を色々入れすぎな感じですが、色々と考える機会にします。

今は
できることを できる範囲で あきらめないで(by 山本シュウ)の精神で。

2011年3月13日日曜日

東日本大震災

被災された地域の方々にお見舞い申し上げます。

とりあえずこの2日間を記録しておく。


上里町は震度5弱だった。
ちょうどイチゴの出荷調整中だった。
作業場がいきなり揺れ出して、数分続く揺れで外へ避難。
家自体の被害とかはなかったけど自分の部屋の本棚からかなり落下。
棚は壁に固定してあって無事だったけど、固定してなかったら倒れてたんじゃないかな。

ラジオとツイッターで地震の規模はかなり大きいというのは直ぐに把握できた。
突然の出来事に驚きと共に恐怖を感じた。
正直しばらく手が震えたよ。
テレビの映像は映画みたいなことが起こってる。
津波に流される家、飲込まれる車に、畑に、ビニールハウスに・・・。

一日中、NHKのみならず民放各局で、まるで競争してるかのように流れる悲惨な映像。
僕は仕事終わって夜しか見てないけど、同じ映像が繰り返されチョイときつい。
報道は必要だと思うが偏りすぎてる気がする。
取材する記者はもうちょっと気を遣って欲しい。

僕は、基本ツイッターとラジオで情報を得てる。
ラジオはリスナーの応援・励ましメール、リクエストで音楽も流れるから気分的に余裕が持てる。
今夜はラジオだけにした。
改めてソーシャルメディアの情報力(ガセとかデマもあるから気を付けないとだが)、ラジオの双方向性って、ホッコリきたりグッときたり厳しい状況でもイイ感じだ。

恵まれた地域にいるおかげで基本的には普段通りの生活ができていて、通常通り仕事もしている。

来週の火曜に予定してた、全国土の会埼玉県支部の総会は結局中止にした。
事務局を一部担当してて各方面への連絡に追われた。

とりあえず明日も通常通りイチゴの収穫・出荷します。
こんな時だからこそ、イチゴで気分を紛らわしてもらえたらイイのだが。


被災地だけでなく、様々なところで皆必死になってると思う。
ある番組のパーソナリティー 山本シュウが言ってるが、
『できる事をできる範囲であきらめない。』
これ最近のお気に入り。

さぁ明日もガンバロ。