2010年5月31日月曜日

利きイチゴ



5月も終了です。
爽やかな一日でしたね。
今週は暖かから暑くなるようですね。
さてさて、来シーズンからは主力の”とちおとめ”に加え

紅ほっぺ【静岡】
やよいひめ【群馬】

の栽培も始めます。

既に両方の苗も手に入れ育苗を始めました。

”やよいひめ”の苗はある程度育ったものを手に入れましたが、

”紅ほっぺ”はウイルスフリー メリクロン苗を購入。
最初は驚くほど小さかったものの、隔離床に定植し2ヶ月、順調に生育していると思われランナーも出てきました。










3月末















5月末

思いの外多く手に入った紅ほっぺはプランターでの育苗も挑戦中。
今後、出てきたランナーをポットにさして育苗予定。
親父も初めてなので、近所の先輩農家さんに、色々教えてもらう予定です。

 













即席簡易ベッドを作ってみた。


という訳で、来シーズンは”先ず”3種類で利きイチゴをやってみよう。

2010年5月30日日曜日

3D映画

今日も寒かった。
苗の雨よけハウス組んでたけど、長袖シャツの上にパーカー着てたよ。
衣替えの季節ですよね。

明日からは暖かく、そして暑くなるようですね。


さてさて、ついに3D映画を体験してきました。
近所のユナイテッドシネマでも3D上映が始まりました。

アリス イン ワンダーランド

不思議の国のアリスの後日談をティム・バートンとジョニー・デップが描くわけです。
興行成績も順調のようですね。

実は、不思議の国のアリス、よく知りません。
でも楽しめたかな。

まぁ、ストーリーよりも今回は3Dが重要です。

一言感想は、いや~不思議な感じでした。

まず、眼鏡の上に3Dメガネでしたがそこは殆ど違和感なかったですね。

そして映像は、普段の2次元から、奥行きと飛び出しが加わるわけです。
最初はチョット違和感あったんですが慣れれば平気ですね。
アニメーションに近い映画だと思うので3Dは中々効果的、見てて楽しい。

Z軸が加わることで面白くなりますが、情報量が増えるので、何か忙しい感じもあったかな。


3D映画今後も増えると思われますが、何でもかんでもっていうのは無しですね。
アクションやSF、アニメーションなどの派手映画には良いかな。

日本でも続々と3D化されるようですね。
海猿3も3D版を作るとか。
バトル・ロワイヤルも3Dで再公開だとか。
どっちも3Dにする必要ってあるのかな?
期待と不安。

3D映画も楽しいのですが料金が高い。
普段1000円デイで見てるんですが、
通常料金の日だと会員割引がきかない、3D映画料金で300円プラス。
と言うことで2100円也。
1000円デイならプラス300円で済みそうだけど。

総括、たまには3D映画も良いかも。

2010年5月29日土曜日

寒いね。。。

今日は寒い一日だった。
鼻水が・・・。
そして、また口内炎ができてます。

ビタミンB、鉄分が足りてない。

最近、飲み会も多かった。

不規則な食生活はダメですね。


さてさて、 片付けを待つハウスでは、まだイチゴが実ってました。

長距離輸送には耐えられなさそうなので、地元の友人に配ったり。

毎年送ってる大学の同級生が両親と一緒に採りに来てくれた。
完熟も完熟なイチゴだったけど喜んでもらえてよかった。

例年より出荷が終わってから10日ほど長く採って配って。
良い状態を保つには、出荷が終わっても、もう少し手を入れてした方が良いことを確認できた。

来シーズンは5月いっぱいはもう少し良い状態に保ちたいね。

これで今シーズンは完全におしまいだ。

2010年5月28日金曜日

苗の手入れ

日差しの痛い一日だった。
良い天気で気持ちよかったけどね。













さて、梨の摘果も一段落し、次はイチゴの苗の手入れがしばらく、いや9月の定植まで続く。

苗の整理に、除草作業。

良い苗を多量に作るためには手が抜けない。

昨日、講習会に一緒に参加した先輩も言っていたが、

「農業って雑草との戦いだよね。」

う~ん、確かに。
除草作業が軽減できればどれだけ余裕ができるか。

さてさて、

ウチの苗の管理は、隔離床、露地床での育苗。














最近、この方法でやってるイチゴ屋は少ないと思う。

更に、無仮植+未分化苗で栽培している。

この方法だと年内の収穫が遅れることや、苗のバラツキが増えるものの、今のところ最終的な収穫量はある程度確保できているので続けている。
出荷組合の中でも出荷期間中の収量の波が少ないのも、この方法を続けている理由である。

とはいえ、作業性、病害対策を考えると育苗方法はウチの今後の課題でもある。

2010年5月27日木曜日

講習会

久喜にある試験場に行ってきた。

梨の新梢管理の講習会。
埼玉の育成品種”彩玉”のお勉強。

ウチはイチゴの他に、梨もチョット作ってる。
市場では無く、個別販売だけ。
まだ”彩玉”はやってないし、僕自身、梨の知識はほとんど無い。

そんな訳でどうしようかと思ったが試験場に行けるということで行ってきた。

案の定梨の講習会は聴いてても殆ど解らなかったけど、なかなか面白い。
参加者の殆どは親父世代だったけど、ウチのグループは若手中心。
一緒に行った人にも色々聞いていると、それぞれの農家で、樹の仕立て方に関する考え方が違う。
正解の無い世界だと思うので話を聞いていると面白い。
まさに、農家の職人気質を改めて感じた。

ウチも今は親父の梨の樹ばっかだけど、その内”俺の梨”もやりたいな。

勉強にもなったけど、気になることも。
彩玉の販売戦略会議もあったようだが、参加するのはJA職員のみ。
生産者の代表もいたと思われるが、生産者がもっと販売にも関わるべきではないかと思う。
その辺は今後、買えていかないと、せっかくのイイ品種ももったいない。


この会議中、ウチらは何してたかというと・・・
イチゴの見学。
アポ無しで申し訳なかったが試験場の研究員の方が丁寧に案内してくれた。
今、埼玉にはイチゴの有望品種が無いのでその育種中。
最短でも5年かかる育種、


なにせ選抜のためには収穫期、ものすごい量を試食するんですよ。
まっずいイチゴもたくさんできるようです。
一日2kgのイチゴを食べ続ける、これはきついですよ。
美味しいイチゴでもこんなに食べられないでしょう。

メジャーな品種がどれだけ労力が費やされてきたのかを痛感した。

2010年5月26日水曜日

いちごがり

イチゴがり。

普通はイチゴ狩り、イチゴの摘み放題が連想される方が多いだろう。

しかしながら、イチゴ農家では収穫後のイチゴは”刈られる”のである。

まだ実りがあるが仕事は待ってくれない。
次作に向けて緑肥を栽培するハウスは早めに次に移る。

刈る、耕す、播く。


















オートモアにて刈りました。


その後、トラクターで耕して、ソルゴーの種を播きました。

2010年5月25日火曜日

土壌診断

今日のハウス内は暑かった。
汗だくだく。

で今はゴロゴロ雷、雨降ってきた。




昨日から片付け始めたイチゴハウス。
株を刈ってしまう前に、やろうと思っていた

土壌診断

やってみた。

ひっさしぶりに大試坑を掘る。
学生時代のライフワークの1つ。











ここに決めた。










一部を刈って。











まずは作土を掘って










作土と下層土は分けておく。
わかりますか?作土と下層土で色が若干違います。
作土は粒状、下層土は塊状。
  









完成です。
この時、Tシャツは汗だくだく、額からも汗だくだく。
 












土壌断面です。
結構きれいに出来た。

さてさて、本日はハウス年数の短い東ハウスのソルゴー区、慣行区の2ヶ所を掘った。
このハウス、年期の入ったハウスに比べ収量がやや劣る。

今日の感じだと20cm以下の下層土がかなりカチカチの密度が極密な状態であるために、根が十分に張れない、排水性が不十分、この辺に原因がある かと思われる。

あとは、今年すこぶる株の状態が良かったところ、今日のハウスと同じ条件で栽培した年期の入ったハウスも調査して比較してみよ。



やはり実際に穴を掘り観察してみて感じるもの解かることがある。
土壌診断、化学分析をするだけではなく実際に大試坑を作って観察も大切である。


だいぶマニアックな日記でした。

2010年5月24日月曜日

ゆるりと

今年は雨が降り出すと結構長引くね。
結局丸々2日間降ってたかな。
雨は降れど仕事はありますよ、ハウス作業ですから。

出荷が終わり、まだ小っちゃいイチゴは実っているものの片付けは着々と進める。

サイドのネットを外し、内掛け用のパイプを外し・・・。
差し当たり、緑肥を栽培するハウス3本を優先的に作業している。

この3本は他のハウスに比べイチゴの栽培年数が短い。
そのため、年期の入ったハウスに比べ土壌状態が明らかに違う。
そのためか、収穫量もやや劣る。

原因の一部に排水性の悪さがあるのではないかと、父とは話している。
粘土が強い土壌であるためだろう。
その改善には有機物の施用が欠かせない。

そこで、昨年からイチゴが終わって次作まであいている期間を利用してソルゴーを栽培して有機物の補給に当てている。
最近は土壌養分がやや過剰になりつつあるので堆肥の施用量はあまり増やせない。
そのため、有機物の補給には緑肥を入れることが合理的と考えている。
土壌養分のリサイクルにもなるし、イチゴ連作から輪作体型にもなる。
この辺は、大学で勉強&研究してきた成果を実践している。

そして、明日から大試坑を掘って土壌診断をしようと思う。
化学分析だけでなく、穴を掘って断面を観察して、根の張り方や物理性などを調査する。
久々の調査だ、楽しみだ。

2010年5月23日日曜日

出荷終了

金曜日をもって2009-2010シーズンのイチゴの出荷が終了した。



5月に入ってからも順調な収穫量が続いたが、出荷終了に合わせて実るイチゴも減っていった。
ハウスの中は花盛りではあるが今の花が無事に受粉されたとしても収穫できるのは1ヶ月先。
たわわに実るのを眺めながら終わるより丁度いい終わりかな。

長いようであっという間だった。
これで少し余裕ができる。
特に収穫が始まり、3月後半から終了までは休みなしで毎日出荷。
生もので美味しい状態でお届けするためには仕方がないこと。

これで1年目のイチゴが終了。
しかし、次シーズンに向けての苗作りは既に始まっている。

まだまだ主体的な仕事はしていないが、徐々に作業員からの脱却を図りたい。

2010年5月12日水曜日

一転

先週の真夏から一転、また寒くなった。

イチゴの収穫には良いんですが、この変化は困ります。

今週は低温警報、来週は高温警報、ってなんだか四季が危うい予感。

どうなるんでしょうね。


どうなると言えば、夏の参院選。

ラジオのコメントで言ってました。

体育祭ですか、異種格闘技戦ですか。

有名人、担ぎ出して票集めてやる選挙は辞めて下さいよ。

ホントに仕分けられてしまえ

です。

2010年5月5日水曜日

真夏ですよ。

GWは全日よい天気でしたね。
これだけ天気が良かったのって記録らしいですよ。


さてさて、4月までの冬のような天気から一転、5月に入り暖かくなったと思ったら急に夏です。

気温も30℃近くまで上がった、この二日間。

気温が30℃付近と言うことは・・・

そうです、イチゴハウスの中は・・・。
AM10:30頃には














猛暑日です。

暑過ぎはイチゴも軟らかくなって収穫しにくいのでこの時間には、収穫は終了させました。

この急激な気温の上昇あせあせ(飛び散る汗)
体の準備ができていません。

いや~、今日は熱中症になるかと思った。
暑すぎてフラフラしたよ。

この先、こういった天候の変化が、異常ではなく正常化してしまう可能性もあるんでしょうね。
天候の予測が今まで以上に重要になるんだろうな。

2010年5月2日日曜日

GWですが何か?

民法ではゴールデンウィーク、
NHKでは大型連休です。

天候にも恵まれ絶好のお出かけ日和ですね。

しかしながら、イチゴ農家には関係ない。
小っちゃい頃から5月にどっかにお出かけの記憶はない。

イチゴの収穫は5月いっぱい続き、暖かく→暑くなるハウス栽培では直ぐに紅くなってしまうので休んでたら熟しすぎて商品にならない。
1年やってみて感じる、今が一番忙しい。

そして、今年は5月になってやっと天気が安定してきて、イチゴも一気に紅くなってきた。
今日はここ数日で一番の収穫量だった。
疲労感はあるが、早朝から収穫してても収量が上がればモチベーションも上がる。

ささ、今シーズンもラストスパート、頑張ろ。。。