2011年6月28日火曜日

暑さ対策

今日も暑かった@上里町。
一日晴天でした。
ジメジメがなければ良いんですけどね。
お仕事は、親父さまが地力保全研究会の大会@伊豆に行ったので、ゆる~りと。
と言うかほとんどオフ。
部屋の積んどく系の整理等に励みましたとさ。


さてさて、2011-2012シーズンに向けてイチゴは育苗中である。
 今年はこれまでそこまで暑くならなかったので、なかなか順調にランナーが発生してる。

しかしながら、昨日のイチゴ部会の会議の中での話、先日の熊谷39.8℃で一部のランナーの先端が飛んでしまったらしい。
飛ぶ=発生直後のランナーの先端が暑さで枯れたイメージ。
極端な暑さはイチゴのランナー発生には良くないのは昨年の猛暑でも明らか。
昨年は良く先端が飛んでました。

苗の数が足りたので良かったですが。
そして、暑さでうどんこ病の発生が少なかったということもあったか。
その一方で、花芽分化(花が咲く準備完了)が遅れて収穫時期が遅くなったり1月の量が少なかったりということもあった。
やはり、極端な暑さは決して良くない。


と言うことで、農林振興センター(普及所)も夏の猛暑対策が必要とのことで試験の申請をしたところ、
イチゴの育苗における暑さ対策で予算が付いたとのこと。
そういう訳で、普及所といっしょに農家数名の育苗ハウスで遮熱ビニールを利用した対策を試験することとなりBB農園も協力することになった。


【試験概要】
試験といっても、たいそうなことをする訳ではなく、通常管理の上で、農家通常使用の天井ビニールに対して、遮光ビニールを試験区にして比較検証することになった。
そんな訳で、片方に遮熱ビニール アキレスハイベールクール を張ることになりました。
 左:慣行区
右:試験区
 慣行区:ハウス本圃で外掛け→内掛けと使用した3年目のアキレスノンキリー(農ビ)

 試験区:新品のアキレスハイベールクール(農PO)
こちらは新品だけどややくもった素材。これで遮熱される訳ね。
普通は値段が高いのでウチでは積極的に使うことはありません。


実は慣行のビニールは新品じゃないから既にややくもってて、これでも遮光になるから若干は暑さ対策になるんじゃないかななんて思いましたが、
論文書いたり、営業データ取る訳でもなく、現場レベルでのやり方との比較ということで試験します。

両ハウス内とハウスの無い直射日光での温度データ・照度データ取ったり、苗の生育なんかを見ながら比較していこう。
できれば、来年の収穫終了まで、収量なんかへの影響があるかのデータもとれたら面白いけど、結構手間がかかるな(この辺は、もうチョイ考えよう)。
普及所もいっしょだからデータ取ったりまとめたり、一人で全部やらなくても良さそうなのは良かった良かった。
このデータでプロジェクト発表にならないようにだけ気を付けよ。

さぁ、どんな結果になるかな、楽しみだ。

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