2010年11月28日日曜日

11月のわりに暖かい。

暖かな一日。
午前中はほんとに穏やかなよい天気でした。
午後になると北風が出てきて寒くなった。
冬の天気ですね。

違うのは気温が高めだった事かな。
11月はやはり例年より暖かいですね。

この種は何だろう?


さてさて、イチゴランナーなどの株管理も続いていますが他にもあるお仕事。

午前中は隔離育苗床のお手入れ。
病気が出やすくなってきた隔離床、ローテーションできっちり土壌消毒することになって2年目に突入。
今年は最も生育が悪く病気が目立ったところを改良です。
先ず、苗を全部刈り取り鋤き混む。
本当は持ち出すべきですが根っこから全ては不可能なので鋤き混んでしまうことにしました。
次にモミガラと土を加える。
耕耘する。
そんで、連作回避と有機物補給を目的に麦を播く。

畑を何も作らずに休ませるということを聞くこともあるが、これではただ消耗するだけ。
適度な施肥や有機物の補給と科の違う植物を育てる方がよい。
そこで換金は無理でも有機物の補給にもなる麦を育てて越冬して春に鋤き混みます。
そして、来年の夏場は薬剤と太陽熱を併用して土壌消毒をする。
これで来年の今頃は再来年のシーズン用の苗を植える。

今日は麦を播いて、水をまいておしまい。
さぁ、麦よ芽を出せ大きくなれ。


午後は炭酸ガス発生装置、別名光合成促進機を設置しました。
炭酸ガス=二酸化炭素は最近の温室効果ガスという印象が強く、炭酸ガス発生機ではイメージが悪いらしく光合成促進機に名称変更されたとか。
ものは言い様だがBB個人的には何か納得できない。

ハウス内では、夜間イチゴが呼吸して発生する二酸化炭素だけでは、昼間の光合成に消費される二酸化炭素が不足するので足りない部分をプロパンガスなどを燃やして補給している。
二酸化炭素が最大限の生育のための制限因子にならないためである。
光合成を行う植物にとって二酸化炭素は必要だから与えているわけで、ただ環境中に放出しているわけではないしね。
この辺は、理解を得たいものである。

まずは一番古いタイプ。
手動点火消火。
夜つけて小さい炎で朝まで燃やす。
150m2の単棟ハウス。

 

自動点火消火タイプ。
外付けタイマーで朝7時頃まで3時間ほど燃やしてます。
150m2の単棟ハウス。
この頃はまだ炭酸ガス発生機という名称だった。


最後は今年からの連棟ハウス用1100m2。
タイマー内蔵でファン付きタイプ。
朝7時まで4時間燃やす予定。


さぁプロパンガス注文しなくっちゃ。

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