2010年5月24日月曜日

ゆるりと

今年は雨が降り出すと結構長引くね。
結局丸々2日間降ってたかな。
雨は降れど仕事はありますよ、ハウス作業ですから。

出荷が終わり、まだ小っちゃいイチゴは実っているものの片付けは着々と進める。

サイドのネットを外し、内掛け用のパイプを外し・・・。
差し当たり、緑肥を栽培するハウス3本を優先的に作業している。

この3本は他のハウスに比べイチゴの栽培年数が短い。
そのため、年期の入ったハウスに比べ土壌状態が明らかに違う。
そのためか、収穫量もやや劣る。

原因の一部に排水性の悪さがあるのではないかと、父とは話している。
粘土が強い土壌であるためだろう。
その改善には有機物の施用が欠かせない。

そこで、昨年からイチゴが終わって次作まであいている期間を利用してソルゴーを栽培して有機物の補給に当てている。
最近は土壌養分がやや過剰になりつつあるので堆肥の施用量はあまり増やせない。
そのため、有機物の補給には緑肥を入れることが合理的と考えている。
土壌養分のリサイクルにもなるし、イチゴ連作から輪作体型にもなる。
この辺は、大学で勉強&研究してきた成果を実践している。

そして、明日から大試坑を掘って土壌診断をしようと思う。
化学分析だけでなく、穴を掘って断面を観察して、根の張り方や物理性などを調査する。
久々の調査だ、楽しみだ。

0 件のコメント:

コメントを投稿