2013年3月31日日曜日

農家同士の連携で輪作できるかな?

3月おしまい。
はやっ。

出荷に行ったらある農家に捕まった。
親父世代で色々な所に勉強行く熱心な方。
話始めると長くなりそうだったが面白そうだったのでじっくりと聞いてみた。
最終的にネギ畑にまで同行。
土壌微生物はどうか?
病害対策はどうしたものかと?
この堆肥はどうかと?

聞いているとネギの黒腐れ菌核病がではじめたとのこと。
とても厄介な病害。
薬剤使って土壌消毒したが効果が十分に得られなかったらしい。


聞く限りの所感を話してみた。

この病気出たらネギの作付は厳しいでしょう。
薬剤土壌消毒の場合、土壌微生物皆殺しになるし、それで病原菌が残れば発病リスクはかなり高まるだろう。
(ネギは土寄せ等で深いところまで土が混合されると思うので下層まで消毒効果は期待しにくいのでは、その場合かなり高い確率で残ると思われる。)
出てしまった以上、違う科の野菜を作るしかないのではと。

しかしここでまた課題が。
この方もそうだが露地を大規模でやってると、ネギ専業のように○○専業になっている場合も多い。
結果ネギ連作になってしまい、他の野菜を作らなくなる(ネギは経営的にもよいのでしょう)。
要するにネギが作りたいのですね。

どうしたものかと。。

そこで思い出したのことがあった。
研究室の大先輩の先生から聞いた話と、うちの出荷組合で他の露地野菜を大きくやっている方々もいたということ。

なので自分だけで出来ないなら、組合の他の品目を専業でつくってる方と畑をローテーションできたら輪作できるんじゃないですかと。
せっかく組合、横のつながりを活用できないものかと。

個々の利害関係もあるだろうし実際これでどうにかなるかと言われればわからないし、土壌改良などの手段もあるとは思いつつ、かなり無責任な発言という事は承知の上で、こんなのはいかがでしょうか?と提案してみました。

若造の思いついですが何かのきっかけになったら面白いなぁ。

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