2010年5月27日木曜日

講習会

久喜にある試験場に行ってきた。

梨の新梢管理の講習会。
埼玉の育成品種”彩玉”のお勉強。

ウチはイチゴの他に、梨もチョット作ってる。
市場では無く、個別販売だけ。
まだ”彩玉”はやってないし、僕自身、梨の知識はほとんど無い。

そんな訳でどうしようかと思ったが試験場に行けるということで行ってきた。

案の定梨の講習会は聴いてても殆ど解らなかったけど、なかなか面白い。
参加者の殆どは親父世代だったけど、ウチのグループは若手中心。
一緒に行った人にも色々聞いていると、それぞれの農家で、樹の仕立て方に関する考え方が違う。
正解の無い世界だと思うので話を聞いていると面白い。
まさに、農家の職人気質を改めて感じた。

ウチも今は親父の梨の樹ばっかだけど、その内”俺の梨”もやりたいな。

勉強にもなったけど、気になることも。
彩玉の販売戦略会議もあったようだが、参加するのはJA職員のみ。
生産者の代表もいたと思われるが、生産者がもっと販売にも関わるべきではないかと思う。
その辺は今後、買えていかないと、せっかくのイイ品種ももったいない。


この会議中、ウチらは何してたかというと・・・
イチゴの見学。
アポ無しで申し訳なかったが試験場の研究員の方が丁寧に案内してくれた。
今、埼玉にはイチゴの有望品種が無いのでその育種中。
最短でも5年かかる育種、


なにせ選抜のためには収穫期、ものすごい量を試食するんですよ。
まっずいイチゴもたくさんできるようです。
一日2kgのイチゴを食べ続ける、これはきついですよ。
美味しいイチゴでもこんなに食べられないでしょう。

メジャーな品種がどれだけ労力が費やされてきたのかを痛感した。

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