2011年5月30日月曜日

畝を崩す前に

簡易試坑を掘って断面観察。高畝にして初めてみる。感覚的だが30cm位まで平畝に比べ根が良く張ってる。しかし、それ以下はカチコチで掘るのも大変。これがウチの方の低地土の特徴。物理性の改善は継続して図りたい。

イチゴ"刈"り

連棟西から2本:イチゴの刈り取り始めました。
マルチを剥いで耕うんしたらココはソルゴー育てて緑肥にして堆肥の替わりにする。

2011年5月26日木曜日

雨がザァーザァーと

結構いい勢いで雨が降ってる。
しばらく天気悪そうだな・・・。
もう梅雨かと思ってしまうが、まだ5月。
九州四国は梅雨入りしたみたいだけど関東はまだだよね。
台風2号も来週月曜あたりがちょっと関東も心配な感じだ。

う~ん、天候ばかりはどうしようもないか。


さてさて、出荷が終わったものの案外忙しい。
梨の摘果。
水稲の準備(種まき・育苗)
イチゴ苗(露地・隔離)の整理
ハウス内のイチゴ片付け
来シーズンのイチゴ用肥料の受領
時間調節しながら平行して進行ちう。

土日は大学の同級生の結婚式で千葉行きだし、
とりあえず今週は明日までガンバル。

育苗ちう

来シーズンのイチゴ苗の整理中。露地で出しっぱなしの方法。ランナーが絡まないようにペーパーピンで固定ちう。

2011年5月22日日曜日

イチゴ狩り放題

毎年恒例?イチゴ狩り放題企画を実施しました。

AMは地元中学からの友人たち。
天気が心配だったけど何とか持ちこたえ晴天。
家族が増えて、お子ちゃまたちも成長してますね。
お子ちゃまは、最初ものすごいテンションで食い付いたものの・・・、暑くてあっという間にリタイア。
しかし、大人が楽しむ楽しむ楽しむ。
がんまくんに、妹にお子ちゃまの子守をお願いしつつ、大人は本気モード。
子どもがいても、大人が存分に楽しめるようにする方法考えたらいいかも。

PMは農大土研から。
現地調査から足を伸ばし寄ってもらい、イチゴ狩り&イチゴを研究室へ届けてもらうことに。
天気は打って変わって雨模様。
去年も雨だったけど、去年ほどの降りじゃなかったので連棟でイチゴをひたすら摘んでもらう。
こっちは黙々と収穫しつつ、色々現状を教えてもらったり。

AM/PMともひたすら摘んだBBでしたが、
皆に存分に楽しんでもらえたようでBBも満足・満足。

両方で気づいたことは、
イチゴの摘み方が案外難しいという事。
もはや当たり前になっていたので、特に教えることもなく始めたたんだ。
中盤に改めて、教えたら摘むのが更に楽しくなったとのこと。
スナップ効かせて、
支点・力点・作用点で、
てこの原理で、
など、もっとうまく教えられる方法も考えておいた方が良いと解った。

以前は、
イチゴ狩りの何が面白いんだ?と、
思ってたけど、皆でワイワイしながらってやっぱり面白いんだと再確認。
普段仕事してると気づかない発見もあって面白い。

一日終わって家に戻ったら、妹が滞在中で、
『午前と午後の友人の幅ってすごいね。』
なんて言われた。

中学・高校・大学・大学院といろんな仲間がいたからなと思うのでした。
すっげ~イイ財産だな。


将来的にはもっと発展させていきたいイチゴ狩り放題企画でした。

2011年5月21日土曜日

出荷も終わり

昨日、今シーズンのイチゴ出荷が終わりました。
今シーズンも出荷日数は150日でした。
12月から始まり、5月20日まで、あっという間だったな。

昨日更新したかったけどイチゴ屋さんの慰労会でできず残念。
イチゴ屋さんでBB一番若いし、その上でも10歳離れてて、相手はほとんど親父世代。
イチゴ屋さん後継者不足なんだよね。
お酒飲まないけど飲め飲めな雰囲気になるし、タバコばかばか吸われるから煙くて喉痛くなるし、無理矢理おねえちゃんいるお店連れてかれるし、飲まなきゃ付き合い悪いだとか。
まぁ面倒だけど付き合いだから仕方ないもんかね。
あぁ~愚痴ってしまった。


さぁ気を取り直して
今日から遅れてた仕事に、他の仕事に、来年の準備も進めますよ。
ゆるりゆるりと進めます。
やること結構あるけど気持ちに余裕ができた。


さて、出荷終わりといえど、イチゴがもうなるの止めとはならないので、
知合いに届けたり、
送ったり、
イチゴ狩りに来てもらったり。
今日は、先輩農家ファミリーにきて頂きました。
小さいお子ちゃまもいるのもあって、二家族来たけど大変喜んでもらえてこちらも嬉しい限り。
大粒にテンションが上がったのは、大人の方だったね。

明日は地元の同級来園。
久々にあえるので楽しみだ。

2011年5月19日木曜日

明日でおしまい。

明日でイチゴの出荷が終了です。
とれるだけとって出荷。

今日も昼間は暑かった。
ハウス横の気温計は朝方13℃で昼間は30℃まで上がってました。
日差しも強かった。

もうそろそろイチゴもいいかな。
次は何だろう。
コンビニスイーツはイチゴ→マンゴーになってた。
もうチョイするとスイカにメロンかな。

スイカやメロン、小さい頃自分ちでも作ってたけど、
そいつが不味かったからか未だにウチでは食べたくない。

けれど、学生時代
研究室に送られてきたスイカにメロンは美味しかった。
う~ん、やっぱりプロに任せるべきですね。

さぁ明日で今シーズンの正規出荷はおしまい。
明日も収穫ガンバロ。

2011年5月17日火曜日

土づくりについて考える。

今シーズンもあと僅かなイチゴの出荷。
今シーズンが終われば直ぐに来シーズンのことが始まる。
実際、苗の準備は既に始まってる。

そんな中先週のイチゴ部会の会議で、
BB『堆肥は次シーズン注文しません』
と発したことが発端となり、イチゴ部会での土づくりについて議論になった。

今週も続く意見交換や提案。

ウチの出荷組合は、堆肥や有機質肥料を利用した”土づくり”を合い言葉に安心安全そして美味しい野菜をうたっている。

イチゴ部会では堆肥の投入量だけを決めていた過去がある。

過去というのは、以前は統一した堆肥を”何となく”1t(50袋)/10a必ず投入という基本ルールがあった。
しかし、ある時、流通の関係でその堆肥が購入できなくなり、他の幾つかの堆肥に生産者各位が選択という事になり、種類や投入量が曖昧な状況になった。
それでも、50袋/10aが形骸化していた。

そのような状態でBB農園の土壌診断(全国土の会土壌診断システムによる分析結果)をすると
養分過多と診断される。
人間で言うメタボ状態である。
養分過多による弊害は現在出ていないがこれ以上養分を増やすメリットは全くない。
ウチのイチゴの評判は良いし、直売所ではひいきにしてもらってる方もいる。
しかし今後、収量や品質を落とす可能性すらあると考えている。

このような現状はイチゴ部会全体にも言える。

現在、当イチゴ部会のイチゴの評価は高い。
今シーズンも最後まで順調に取引が続いた。
これは、これまでの部会の統一した”土づくり”の賜でもある。

しかしながら、その反面、イチゴの養分吸収以上の養分供給により過剰にしてきた原因でもある。
従来は堆肥は養分の供給源として見られてこなかったが、今の常識は『堆肥中の成分も養分の供給源になる』である。
しかし、なかなか農家に受け入れられない現状もある。

エコや循環といったキーワードが取りざたされる昨今、メタボ土壌は必ずしも歓迎されない。


そこで、こらまでの試験してきた結果などを基に、今回は堆肥に限定して
①堆肥の施用を見直したり、施用量を土壌養分に合わせて変更させてはどうか、
②堆肥の替わりに、栽培語しばらく無作付けになる40日で緑肥を作って鋤き混んで有機物施用としたらどうか、
③堆肥に比べ成分の低い麦わらなどを、そのまま利用しても良いのではないか
など提案してきた。
部会として統一した方法を摂ることは、管理や品質を安定させるためには必要である(だから以前のルールがあった。)が、
個々の土壌養分の状態に合わせて、有機物の方法を変えると言う選択肢も必要だと思う。
そういったルール作りをすることで、組合員全体の土壌状態や野菜の品質を安定させられると思う。


ちなみに、有機物無しという選択は今のところ無し。施設栽培では、有機物の消耗(有機物は微生物が活動のために消費する)が激しいし、ウチの土壌は物理性の改善、主に水はけの改善が必要のため、有機物は必要と考えている。
養分は多いから、なるべく入れたくないというジレンマもあって、堆肥よりも養分供給量が少ない、麦わらや緑肥の栽培・鋤き込みを試している。
だから、堆肥や有機物を否定していないけど時折否定してると思われることもある。
この辺は説明をもっとしっかりしないといけない。


今回の提案は、それなりに手応えはあった。
これからの第一歩にはなったかな、今後も前進させたい。
組合全体で取組んでいる以上、好き勝手もできないから、時間がかかっても、これまでの知識やデータを基に今後も提案して、換えるべきところは換えていきたい。
それに、意識の高い先輩農家からは、色々意見ももらえるから考え方を客観的に見る機会にもなる。



最後に僕の目指す土づくりは、資源の循環がキーワード。
↓イメージはこんな感じ
その方法で美味しいイチゴを作り続けることが仕事。
そして、次の世代へ良い状態で土壌資源を次の世代へ引継ぐのが使命。


長くなりましたが、つたない文章最後まで読んで頂きありがとうございました。

2011年5月15日日曜日

あと1週間

気がつけば日曜日。


はやいなぁ~。


13日の金曜に更新しようと思ったらメンテ中だったので本日更新。


金曜は暑かったね。

夏でしたね。
ちなみにハウス内は10時には30℃越えしました。
果実が軟化しすぎると、触っただけでも擦れたりするので収穫はいったん終了し、夕方再びという具合。
さすがに、10-11時頃で午前中の収穫終わらせるのは大変なので、5時起き朝食前の1時間の収穫も始めました。
今シーズンは2週間程度ですけどね。
農家にしては遅い始動かもしれないですね。
今のとこそれでも何とかなってます。

農家の場合、太陽が昇って沈むまで仕事する場合が多いので、
サマータイムと言っても就業時間が延びるだけが当たり前なのかも。
でも、夏の昼間は暑すぎて昼寝タイムがありますけどね。

さぁ、あと一週間で今シーズンのイチゴ出荷も終わり。
明日も収穫ガンバロ。

2011年5月8日日曜日

あと2週間

ゴールデン・ウィークは終わりましたが、
グッド・ワークは続きます。
イチゴの出荷もあと2週間。

久しぶりに快晴な一日だったような気がする。
良い天気、そして暑い。
ハウス内は35℃とかなってましたよ。

今夜は自分の部屋も暑い。
蚊が飛んでるような気がするんだけど・・・。

しかし良い天気は続かないようですね。
明日以降またしばらく曇るようで、残念だ。


さてさて明日、取引先の群馬コープの組合員さんがイチゴ狩りにやってきます。
楽しんでもらえるとイイな。


こんなイチゴまだありました。


そして、グッドワークしてもらったミツバチたち
リース ミツバチも明日でおつとめ終了。



さぁ、あと2週間。
収穫ガンバロ。

2011年5月6日金曜日

もしドラ

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら
NHKでアニメになってた。

たまたま先週見たら最終回まで見てしまった。
できすぎだろうと突っ込みつつ、
よく言われる強豪校ではない高校が甲子園にいくとしたら、案外こういう感じなのかもね。
できすぎなければ行けない?

高校野球経験はありませんが、見るのは好きだったり。
母校の夏の予選会~応援に行きたい。
今年は行きたい。


さてさて、もしドラ、映像で見ると何だか本の方も読んでみたくなる。

という訳で、積ん読コレクションから興味があって買ったものの埋もれた、
本家 マネジメント を
引っ張り出した。

もしドラがベストセラーになり始めたころ、
読むなら本家と買ってたんだね。

まずは、本家を読んで、
それから、もしドラへ移行。


イチゴの収穫が続いてますよ。
あと2週間。
GWは good workでしたよ。
さぁ明日も収穫ガンバロ。

2011年5月1日日曜日

ハウスの中では

今日は忙しかったね。
今シーズン最大級。
まさにゴールデン。

さてさて、ハウスの中ではイチゴの株が春モードになってます。
ランナーがモシャモシャしてきました。
果実収穫しながら、こいつらもできるだけ除去。
ランナーに栄養持ってかれたくないですからね。

この辺の株は病害虫の影響も特になく、勢いが良い株。
こんな樹勢の株ばかりにしたいところ。


そして、暖かくなって三度増殖を確認
 
ハダニが・・・
明日、農薬散布します。

月末のイチゴ狩り放題が終わるまでは押さえ込みたいところ。

さぁ明日も収穫ガンバロ。